この街の可能性は「大」
2014年03月18日
火曜日は多摩センター。日中の気温が随分高くなってきたとはいえ、朝一番はまだまだ寒い。でも、寒さで口が開きにくい時期は過ぎたので、久しぶりに肩の力が抜けた駅頭になった。ところで、昨日で予算委員会が終了。来年度予算、一般会計約498億、特別会計5本と合わせて約793億が可決成立した。予算委員長として率直な感想を言えば、来年度予算編成も予算委員会における様々な議論も、どちらも可もなし不可もなしと言ったところか。けっして悪い内容のわけではない。財政の硬直化が恒常的に続いてきているため自由度が効かず、700件ほどの市民サービスは前年度、前々年度の踏襲と言ったところだ。個々の事業において、時代に合わせて微調整はあるものの、そもそも行政サービスとはそういう安定したものが求められる一面もある。一方、やや物足りないのが将来像が描かれていない点だ。次年度予算のみで将来像をすべて描くのは無理だが、施政方針と合わせて未来ビジョンを打ち出さなければ、真に市民の負託に応えたとは言えないだろう。近視眼的予算からは、残念ながら未来が透けて見えなかった点が悔やまれる。この街はもっともっと多くの可能性を持っているはずだ。その可能性を活かさない手はないはずだ。微力だが、この街の可能性を引き出す役目を担わなければならないと思っている。そんな今朝は2476回目。
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