思惑通りにいくか?
2014年04月15日
火曜日は多摩センター駅。爽やかな朝だ。久しぶりに着る春物のジャケットのボタンがきつくなっていて、昨年の同時期と比べてお腹周りが少々太ったことを実感してしまった。このところの運動不足を気にしながらも、元気よく駅頭活動をスタートさせていただいた。ところで、配偶者控除の見直しが気にかかる。現在、控除面では年収65万円以上103万円以下のパートに出る主婦がおられるご家庭が有利となっている。これは逆を考えれば、優遇措置を受けるために敢えてパート収入を103万円以下に抑えるケースがあると言われているようだ。これを103万円の壁というそうだが、このことが「もっと働こう・働きたい」という女性の妨げになっていると言う議論があるようだ。また、年収130万円を超えた場合、現状の制度では自動的に厚生年金などにも加入しなければならなくなるため負担は増える。これを縮小することで、年収を気にせずに働いてもらいたいという国の考えらしい。女性の社会進出を促進したいという前提だが、正直に言えば少子高齢時代に女性の労働力を当てにしなければならないと言う事だろう。しかし、制度改正だけで思惑通りになるのだろうか。働きたいという希望と各家庭の負担増の実態が、果たしてかみ合うのかが心配だ。机上の空論にならなければ良いが。今年度・来年度は、このような制度改正に伴う税収入の増減が激しく起こりうる難しい年度になりそうだ。そんな今朝は2490回目。
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