介護の見直し

週明け月曜日は聖蹟交番横。実に爽やかな朝だ。6時25分、顔見知りのおまわりさんと挨拶を交わして、いつものように元気に駅頭活動スタート。直後から支援者の方々が会釈で応えてくれる。元気づけられる瞬間だ。ところで、介護保険制度の一部見直しが始まりそうだ。国会では先日衆議院で「医療・介護総合推進法」が可決された。これがきっかけとなって軽度の介護サービスを受けている高齢者向け介護事業を一部切り離し、各市町村に委託していく考えのようだ。このことはかなり前から議論に上がっていたが、今国会で法案が成立しそうだ。比較的介護度が低く、専門職を要しない要支援者サービスの一部を地域のボランティア団体やNPO法人、更には家事代行業者などに担ってもらい、その際の報酬や運営などを各種町村の判断に委ねるというものだ。高齢者同士が支え合う仕組みなどで住民参加型の地域づくりに役立ったり、地域の事業者の活用で雇用の増加も見込めるだろうだ、一方で、サービスの低下や持続性を懸念する声もある。しかし、10年後には介護費用は今の倍の21兆円になる。今のままの制度では到底成り立たないことは火を見るより明らかだろう。覚悟が必要だ。また、これで高齢者の方たちから恨まれる。選挙も見えてきているのに辛い。でも頑張るしかない。そんな今朝は2507回目。

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