インフレの定着を・・・

火曜日は多摩センター。東京は今日から梅雨明けの予定。そのせいか、いつもより蒸し暑い気がする。でも、そんなことを吹き飛ばすように今朝も元気いっぱい活動スタートだ。人手不足が深刻なようだ。とりわけ建設業界では、向こう5年間でなんと15万人の人手不足が予想されているらしい。長びく不況・デフレ状態の中で公共事業が激減し、建設業に従事していた人々は業界を離れ、建設業関係の中小零細業の4割近くが、その看板をたたんできた。今、建設業界はアベノミクスによる公共事業の大型補正予算に加え、東京オリンピック・パラリンピック、そしてリニア建設などちょっとしたミニバブルだが、技能や資格、更には特殊技術が必要な仕事にそう簡単に人は集まらない。仕事はあるのに・・・。デフレは最悪だ。アベノミクスはまだまだ地域経済に十分反映しているとは言い難いものの、5月の完全失業率が3,5%と、やっと低い数字になってきた。デフレ環境は、人件費を削減することに夢中になる時代を作りすぎた。同時に、経営者はいかにして人を安く使うかを経営の美学としてきたのだ。そんな時代を終わりにしなくてはならない。業種・業界によっては人手不足ではあるものの、一方でやっと経済が普通に戻ってきたことを実感する今朝は2546回目。

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