感情移入

2013年03月05日

火曜日は多摩センター。日中はだいぶ暖かくなったものの朝一番はまだまだ寒い。口から吐く白い息がピンと張りつめた朝を演出するなか駅に到着。いつものように６時４０分駅頭スタート。現在議会では一般質問が続いているが、このところ子どもの虐待やネグレクト（育児放棄）の問題を取り上げる議員が多い。いつの世もなかなか改善されない重たい課題だ。そんな中、猛吹雪の北海道では５３歳の父親が９歳の娘をかばって雪の中で息絶える事件が報道されている。この父娘は２年前に母を亡くし娘と２人暮らし。どんなに娘を可愛がっていたのだろうか・・・。娘はかろうじて一命を取りとめたが、暴風雪を避けるように娘に覆いかぶさっていた父親は凍死。あとから親族が父親の顔を見たところ、その顔は「やり遂げた」顔だったそうだ。同じ年頃の娘を持つ私にとっては感情移入するなと言われても無理な話。胸が痛む。立派なお父さんだと思う。世の中には子供の命を何とも思わないような親もいるというのに・・・。子どもの命を守るのは親の責任。あの「尾木ママ」が言ったそうだ・・・、常に子供には「肯定感をもって接することが大事」とのこと。つまり、認めてほめる基本が子供の可能性を引き出すきっかけになるのだろう。そんな今朝は２２４２回目。