日本で9番目?
2013年03月12日
火曜日は多摩センター。いくら春とはいえ朝一番はまだ寒い。冬支度のまま駅頭へ。いつものように6時40分活動スタート。今朝は昨日の予算委員会で私が行った質問と答弁を報告した。かつて多摩市は「職員給与日本一のまち」と週刊誌に叩かれた経緯がある。それを上手に利用して住民を煽り選挙に活用した人もいたし、今でも時折市民の皆さんに「多摩市の職員はとんでもない!」「給料下げさせろ!」って叱られる。かなりインパクトが強く刷り込まれているようだ。昨日私は予算委員会で「今でも日本一なのですか?」と質問。所管の答えは「ある週刊誌のデータでは日本で9番目になりました」とのこと。どのデータを基礎にしているかは定かではないが、少なくとも日本一という不名誉からは抜け出したようだ。議場も沸いたが、ここで誤解してほしくないのは、これはあくまでも人件費総体(合計金額)のこと。職員を擁護するつもりはないが、一人一人の基本給は至って平均値なのだ。各種手当等もこの数年間でかなり廃止にしている。今、職員の年齢構成はすり鉢型のように頭でっかち。定年退職手前の高い給与の人が多い現状がある。ニュータウン事業が広がった30年ほど前に、多くの人手を確保するため職員を一機に採用したことが要因となっているのだ。人件費の抑制は様々な工夫で行ってきてはいるものの、基本的にはこの状態を改善するには自然淘汰、つまり定年退職を待つしかない。これまでまちづくりに貢献してくれた職員を、時代が悪くなったからと言って今度は一機に悪人扱いするのも果たしてどうなのか?正確で正しい情報を市民に伝えていく必要も、私の務めではないだろうか。そんな今朝は2247回目。
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