男はつらいよ
2013年04月05日
週末金曜日は永山駅。この駅は、私の知り合いや応援団も多く、肩の力を抜いて臨める好きな駅だ。春の日差しにも元気をもらって溌剌と6時40分活動スタート。今朝の新聞一面に日銀による金緩和政策の話が。これは、世界的に見ても非常の影響のある大きなニュースだ。日銀総裁はいたって強気だ。だって、通貨の総量を今の倍以上(マネタリーベースを1年半後に138兆から270兆へ)にしようというのだから、銀行が融資をしやすくなるのは当たり前。当然金利が下がるだろうし、それによって個人・企業を問わず金が借りやすくなる。つまり、消費や投資が伸びて景気の下支えにつながるのだろう。これが日銀総裁の言う「量」だ。「質」は、今まで買い入れなかった長期国債(3年以上)や不動産投資信託まで購入対象としようとするのだから、かなり気合が入っている。(うーん、不動産投資信託は結構リスクが大きいが大丈夫か?)いずれにしても「量と質」。何事を行うにもこれが肝心だと思う。我々のような地方政治の現場でも、市民の方々から「量(各市民サービス)」の向上・維持を求められるケースに良くぶち当たる。我々は街の運営の持続性を第一に「質」への切り替えをお願いするが、結果的に量の削減につながる事もあるため、市民の方々との意見の食い違いが絶えない。辛いところだ。でも、政治はぶれちゃダメ。未来のためにあえて「男はつらいよ」で突き進む。そんな今朝は2264回目。
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阿倍のミックスの助っ人黒田さん。期待してます。