基本に立ち戻る

2013年04月11日

木曜日は唐木田駅。今朝は仕舞い掛けたハーフコートを引っ張り出してしっかり寒さ対策。そしていつものように駅頭へ。到着してみると、他党から都議会議員選挙に立候補予定者の方が後援者を従えてすでに演説の真っ最中。選挙が近くなれば駅前が候補者でラッシュになるのは仕方がないとはいえ、いつもと違った雰囲気の駅前に道行く方々もどこか違和感を感じているよう。私も演説の準備はしたものの、選挙間近の候補者の心境を察して多くの時間を譲ってあげた。譲るといえば今回の日本と台湾との漁業協定だ。かなり日本が譲歩した格好になっている。それにしても電光石火のごとく、４年間もこの件で交渉がなかった台湾と、一機に結末に持ち込んだ。中国はこれに対して遺憾の意を示したが、果たして本当だろうか。一応、中国国民向けに日本と台湾を非難して見せたが、「実」（漁業協定や海洋資源開発協定）につなげたい中国にとってはむしろ一歩先に進んだとも解釈できる。ただし、領土問題がこれによってまた棚上げになる可能性が心配だ。物事には常に裏と表、そして光と影がある。政治は難しい。でも迷ったときはいつでも物事の基本（原点）に立ち戻ることにしている。それが愚直な男の生き方だから。そんな今朝は２２６８回目。