元総理

2013年10月02日

水曜日は聖蹟東口。小雨降る中の駅頭だが、久しぶり（４年前の政権交代以来）に行き交う方々の視線が気にかかる朝だ。昨日の消費税見直しに対する総理の発表を、市民の皆さんがどのように思っているか気に掛けながら、それでも正直に自分の考えを述べた。しかし、今朝は消費税の話は深堀りせず、昨日の小泉元首相が行った名古屋での公演に注目した。なんと、今こそ「原発ゼロを目指せ」というのだ。このところ元総理は新聞の社説などでも積極的に脱原発を訴えている。理屈はこうだ。「経済界は原発ゼロを無責任というが、核のごみ処理のあてもないのに原発を進めることのほうがよっぽど無責任極まりない」と言うのだ。同じ金を掛けるなら自然エネルギーの開発費用に使う方が建設的だとも言っている。実はこの意見にはまったくもって賛同している。以前から同様の考えを感じていたが、なかなか言い出せない自分がいた。でも、理屈にはあってる。その通りだ。一方、元総理は昨日の消費税の発表で安倍政権の雲行きが怪しくなりそうなので、ここらで一発大衆受けする政策をぶちかませといったメッセージにも聞こえなくもない。（少々考えすぎか・・・）でも、大事な政策だし、避けては通れないエネルギー問題をこの機会にチャレンジしてもらいたい。憲法改正の前に。そんな今朝は２３７８回目。