本気で子供を守れる環境って

週末金曜日は永山駅。なんとなく最近笑顔で挨拶を返してくださる方が増えているような気がする。気のせいではなければ実にありがたいことだ。そんなわけで今朝も元気良く駅頭活動スタート。でも、どこか気持ちがさえない。それは昨日の虐待事件や、若者たちによる殺人事件のせいだ。このところニュースを見れば殺人の話が多すぎるような気がする。中でも児童虐待の事件を見るたびに心が締め付けられてくる。厚労省の発表によれば、昨年度に発生した虐待件数は66807件。統計を取り始めてから最多件数だそうだ。死亡したケースは58人。平成12年に児童虐待防止法が出来てから児童福祉士も倍増しているらしいが、全く歯止めはかからないそうだ。つまりそれは、根本的な原因究明とそれに対する対応ができていないことを意味している。厚労省の他のデータによれば、加害者は10代が多く、「望まない妊娠」が背景にあるそうだ。確かに10代で子供を産んでもしっかり育てている人も多いのだが、中にはどうしても若さゆえに社会とのつながりや経済的な部分で不安や負担が募り、そのストレスが子供に向かってしまう事があるようだ。今、地域の喫緊の課題として待機児童の解消を本気ですすめていかなければならない時だが、箱モノの提供だけでは解決できない深刻な問題があることに直視しなければならないだろう。政治の力ってどこまでやれるんだろう・・・、そんなことを考えながらの今朝は2380回目。

“本気で子供を守れる環境って” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    若者の妊娠は問題

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