原子力政策の問題の根幹

火曜日は多摩センター。朝の景色と皆さんの装いは、すっかり冬モノに変わってきた。少し雨がぱらついているが、今朝も元気一杯6時30分駅頭スタート。今日は日本記者クラブで、あの元総理が脱原発の講演を1時間半ほど行うらしい。講演を聞きたいというマスコミ関係の希望者は早くからいっぱいで、もうすでに席がないらしい。相変わらずの人気と、相変わらずの刺激的な人だ。だが、どうだろう。言っていることに誰も疑問を唱える事なんてできないのではないだろうか。むしろ、原発を積極的に推進すると言っている人の方が現実的ではないし無責任な感じがする。だけど、使用済み核燃料をどのようにして後始末していくかの議論は、結果的に逃げたままと言っても過言ではない。ここが問題だし、そのことを真正面から本気でぶつけてきた人がいなかったのも問題だ。処理費用には何10兆円もかかるし、土に埋めたって自然消滅するまでには10万年以上かかると言われているこの厄介者を、これからも平気で作り続けるわけにはいかないだろう。今までは今まで。原発の恩恵も受けてきた事も事実。責任者を探すより、これからのことをオープンに議論する政治に場があってほしいと思うのは私だけだろうか。。そんな朝はお陰様の2396回目。

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