大事なものは不変だ

木曜日は唐木田駅。底冷えのする季節になった。冬バージョンの完全装備で臨む今朝。でも、やっぱり寒い。でも、今朝はスタートから多くの方に声を掛けて頂いて気分が良い。今日も頑張る。ところで今朝のY新聞の1面記事には少々びっくりした。性同一性障害を乗り越えた夫(元は戸籍上女性)とその妻、そして人工授精で生まれた赤ちゃんの3人を、法律上一般の夫婦および夫婦の子と認めた最高裁の判断だ。性別変更した男性と血縁関係にない子供とを親子として認めたこの判断は、家族の在り方とは何か、子を持ち育てるとは何か、果ては人間の尊厳や倫理観に至るまで、様々な論議をよびそうだ。確かに色々な形態の夫婦(?)のカタチはあっても良いだろうし、色んなカタチで子供を持ち育てていくことも自由だろう。特に生まれてくる・あるいは来た子供には何の罪もないし、そこには区別や差別があっては絶対ならない。その意味で政治は、子どものために時には難しい(?)理屈や垣根を取っ払って、子育て支援や少子化対策に臨まなければならないだろう。明らかに時代は変化している。少子化対策に成功し出生率を回復しているフランスでは、子育ての経済的負担を極端に軽減したとはもちろんだが、家族(?)あるいは家族的な在り方の解釈もかなり広範なようだ。しかし、最近そうした風潮がかえって子を持ち家族を形成することの意味を真剣に考えようとする流れが国民の中に広がってきていると聞く。個人主義と捉えがちなフランス人が古典的は考え方を持つようになったというのだ。不思議なものだ。そんな少子化対策を真剣にやらなけれなならないと思った今朝は2416回目。

“大事なものは不変だ” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    小子化対策は大事です。

    戦前は子供が多かった

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