好事魔多し
2013年12月19日
木曜日は唐木田駅。雪が降らなかったことに安ど感を感じながらいつものように駅頭へ。目にする各新聞の一面は都知事の辞任の話。結局、総務委員会ではこれといったインパクトのあるやり取りが得られず、わかったのは「都知事の答弁がぶれていることぐらい」か。やはり何かを隠し、誰かをかばって言るのだろうか・・・。各政党とも次の候補者選びに躍起だ。しかし、この捜査はこれからも続くし、何と言っても徳田ファミリーの金権政治の件が残っている。政局の混乱は避けては通れないだろう。地方分権にも遅れが生じそうだ。法人税の在り方を巡って都民が馬鹿を見ないよう、国と対峙する旗振り役として頑張ってきた猪瀬氏だけに、その部分では残念だ。自分が引き起こしたこととはいえ、なんとも時期が悪すぎる。「好事摩多し」「塞翁が馬」とはよく言ったものだ。政治も人生も常に良いことばかりは続かない。いつも気を抜かずに張りつめた気持ちを持ち続けられるかどうかが人生の分かれ道になるのだろう。そんな今朝の空の色のように鉛色の気持ちのまま駅に立ってしまいそうな自分の気持を、懸命に前向きに切り替えながらの2421回目。
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猪瀬知事は小説家、行政は無理