不毛地帯・・・から元気をもらう
2014年01月21日
火曜日は多摩センター。家を出るときはもちろん、駅に立ち始めもまだ辺りは薄暗い。受験シーズンだからか、いつになく早朝から学生さんの姿がチラホラ見える。今回の大学受験生は、ゆとり教育世代の最後の年。来年から教育プログラムが大きく変更になリ、受験範囲がグーンと広がるため、大学受験生とっては今季の受験は絶対失敗したくない機会らしい。日本人を支えてきた教育制度。資源のない国が大きく力を注いできた大切な教育分野。ゆとり教育はいつしか緩み教育と揶揄されてきた。巻き返しは必要だろう。英語教育ひとつとっても、近隣のアジア諸国のそれと比較しても、その授業時間の割にはあまりにもおそまつ。私も中高大と合わせて10年間英語を学んだが、大学卒業後海外に行ってもほとんど喋れなかった記憶がある。加えてカリキュラムの消化に奔走するあまり、相変わらず詰め込み的教育が蔓延っていて、創造力や自分で考えさせるようなカリキュラムがまだまだ不足しているようだ。教育水準の高低とその工夫の度合いは、その国の真の姿を現す鏡という言葉がある。政治が落ち着き始めた今こそ、真の未来を創造できる若い人材を育てる必要がある。最近、山崎豊子の「不毛地帯」を再び読んでいる。面白い。刺激的でもある。元気な日本を取り戻したいと真剣に感じている。そんな今朝は2438回目。
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