米軍を巻き込む

木曜日は唐木田駅。今日も暑くなりそうな予感の朝。いつものように元気いっぱい駅頭活動スタート。分党?何だかよくわからないが、袂を分かつようだ。むしろ「今まで良く持ったなあ・・・」というのが多くの国民の率直な感想ではないだろうか。政治は目に見えない分、手を握るときには政策やイデオロギーの揺るぎない確認が必要なはずだ。選挙目当ては絶対だめ。遅きに失した感は否めない。遅きにならないようにと言えば集団的自衛権の問題だ。中国は2010年の3月に、台湾、チベットを「核心的利益」と言い切った。中国の言う核心的利益とは、どんな手段を使ってでもその地域(海も含む)を手に入れると言う事だ。ベトナム、フィリピンの次は、すでに中国が核心的利益と決めた尖閣諸島にターゲットが絞られることは間違いがない。一方、オバマが訪日した際、もし尖閣諸島に中国が侵略を進めてきた場合、日米安保条約の範疇であると明言したものの、領有権に関しては原則国際法にのっとって平和的に解決すべきと言っているのだ。つまり中国が尖閣を実力行使で侵略してきても、アメリカは何もしない可能性を示唆しているのだ。今の個別的自衛権や自衛隊法では何もできない。集団的自衛権の容認は、自衛隊が外に出て何かをするという話の前に、日米安保をより強固なものにして、アメリカ軍を防衛のために関与させる手段と考えるべきだ。つまり、尖閣に何かあった時、国土防衛のためににアメリカ軍を巻き込んでいく、その仕組みであるということを忘れてはならない。そんな今朝は、尾根幹の整備が本格的に進みそうなこともご報告させていただいた2513回目。

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