高齢社会、介護の現実
2014年06月13日
週末金曜日は永山駅。何か久しぶりの晴天の駅頭。今日は暑くなりそうな予感の中、さっそく声を掛けて下さる方がいる。永山は本当に多くの皆さんが応援をしてくださる。ありがたい。そんな中いつものように6時30分駅頭スタート。この議会でも高齢者問題に取り組んだ質問がやはり多い。私も介護の経験があるが、その家族や施設の現場は本当に大変だ。とりわけ認知症が進んだ場合の症状は人それぞれだが、その方がそもそも持つ性格の一部が特化して表に出てくるケースがある。中でも、攻撃的な側面が特化して出てくるケースの場合大変だ。そうなると周囲に対して激しく抵抗することもしばしば。やむを得ず、医者は薬を使用することを検討しなければならなくなる。例えば精神安定剤や向精神病薬がそれだ。無論、事前に家族と相談をし許可を得てからなのだが・・・。ところが、この場合使い始めて半年の間、使わない人と比較して死亡率が倍になるデータが出たらしいのだ。うーん、リスクが大きい。本人や周囲のことを考えて使わざるを得ない状況もあるのだが、家族も本人の死亡確率が高くなることを承知で使用を許可せざるを得ない苦しい判断になる。これも高齢社会の現実なのだ。先週、医者から実の母に薬を使って興奮を抑えたいのですが、どうでしょうか?・・・と相談された息子の私。複雑な心境の今朝は2524回目。
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