なんの為、誰の為

週末金曜日は永山駅。台風は東京をずれたようだが、早朝からかなり蒸し暑い。被害にあわれた方々のご冥福や一刻も早い復旧を望みながら、6時30分いつもの定刻に駅頭スタートだ。我が国が世界に誇ることは数あれど、最も誇れる点が教育にあると思う。教育の改革、それはある意味永遠の課題であり、時代に合わせて制度やシステムを柔軟に変えていかなければならないこともあるだろう。今、幼児教育が大きく見直されようとしている。幼児教育と言えば幼稚園。中でも私立幼稚園は建学の精神やそれぞれの教育理念に基づき、個性豊かな幼児教育の進展に寄与している。就学前の約6割の児童が幼稚園に就園している現状を見たとき、ますます幼児教育の果たす役割は大きいと考える。国はこの制度を見直しを検討している。現行の幼稚園スタイルを維持するのか、幼稚園と保育園の一体型を選択するのかを迫っているのだ。細かく言えば選択肢はもう少し分かれているのだが、今まさにその岐路に立たされているのだ。大事なことは、子供たちの「為」を思う事だろう。制度ありきで進めたのでは必ず失敗する。制度改正とはそういうものだ。何の為に誰の為に、それを進めなければばらないのかをしっかり検証することだ。政治は難しいと思った蒸し暑い今朝は2540回目。

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