命がけ

水曜日は聖蹟東口。とても爽やかな朝だ。でも、どこか心配なのが今日の内閣改造だ。そもそもなんで内閣改造をしなければならないのかもはっきりしないが、それ以上に心配なのは新たに創設される「地方創生大臣」のポストだ。今、日本の改革は地方の改革であり、地方が息を吹き返してこそ明日の日本の将来像が見えてくる。一方、ひと口に地方と言っても、カナダの国家予算よりも多い予算を持つ東京もあれば、まさに過疎化が一機に進む本当の田舎もある。このポストは、明日の日本を変える重要なポスト。もし、これを受ける方が「そこに新たなポストがあったので、とりあえず・・・」などと簡単な気持ちで引き受けたのならば・・・大臣席を次の自分のステージに使うための名誉職とした受けたのならば・・・、もし自分のためだけにそうしたのであるならば、自ら断ってもらいたい。それぐらい地方の再生はこの国の死活問題なのだ。政治は国政も地方も、もう名誉職でやる時代ではない。そんな政治家がいたのなら、有権者の皆さんはどうか厳しい判断を下してもらいたい。政治を命がけでやらない政治家がいるのなら、どうか選挙で投票しないでいただきたい。今回の内閣改造を見て、改めて政治を人生の仕事として選んだ男の責任を感じた。そんな今朝は2572回目。

コメントを残す

トラックバックURL:
http://www.fujiwaramasanori.com/wp-trackback.php?p=2055