政治の責任

木曜日は唐木田駅。薄曇りの朝。早朝は半袖だと少し肌寒い季節になってきた。ところで、昨日の内閣改造。今朝の新聞各紙の論調もさまざまだ。重厚感・安定感を評価するう記事もあれば、それぞれの大臣の力量を懸念する記事もある。ただ、共通しているのは今年12月に総理が結論を出すと言っている「消費税10%」の判断だ。この布陣で、この流れで、あとわずか3か月の間に日本の将来を左右するような大きな判断ができるのか?はなはだ疑問を感じている。実際、今打ち出されている政府の方針や政策を見ても、消費税が10%になることを想定した政策も少なくない。政治は先見性と決断力が大事だが、今回ばかりは非常に難しい判断になるだろう。しかし、政治に関わる以上市民の皆さんの様々な不安を払しょくし、明るい光を示し続けなければ意味がない。最近、来年の統一地方選をにらんで、新人候補予定者が徐々に活動を始めたようだ。しかし、仕事がないから、単に政治を就職活動と同様に捉えるなら、今から立候補を取り止めてほしい。そして、政治を仕事として考えているのなら、なおさら政治の世界に入ってきてほしくない。それほど甘い世界ではないからだ。自らの人生をかけてこの国を憂い、市民・国民の生活を身を削る思いで守り続ける責任があるからだ。そんな決意の朝は2573回目。

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