人間ドラマ

水曜日は聖蹟東口。寒い朝だが、ここは市民の皆さんと非常に距離が近い場所。地元なので知り合いも多く、そのためホットな会話も多い。私にとって大好きな場所だ。今朝も多くの方々が立ち寄ってくれた。一方、どんな人でもいろんな悩みをを持っていると言う事を、改めて知った朝でもある。一見、健康そうに見えるが以前から難しい病気を抱え病院に行く知り合いの女性。会社の経営に悩み、私に愚痴をこぼす社長さん。母子家庭でも家族で支え合いながら精いっぱい頑張っている若いママ。家族に病人を抱えて心配な娘。若い瞳が寂しげだった。年金生活だが、将来の不安は隠せない初老のご夫妻。などなど・・・。みんな、何でもない顔をして駅に向かっているが、それぞれに問題を抱えているものだ。だから、政治は無神経ではできない。それぞれの人の立場になって共感をするところから始めなければならないのだ。政治は生き物と言うけれど、まさに人間ドラマの実態が朝の光景にはあるのだ。そんな人たちを少しでも救えれば・・・。そんな一念があるからこそ続けられている駅頭だ。多くの人に救われてきた今朝は2604回目。

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