多世代・多機能型

木曜日は唐木田駅。相変わらずの寒さと真っ暗な駅前。比較的出足の速いこの駅は、見るからに若い世代や子育て世代が多い。かつて多摩ニュータウンもそうだった。労働力を欲していた大都会東京が、全国からそれを目途に来てくださる方の住宅を用意。昭和46年第一時入居以来、ほぼ同時期に・ほぼ同世代の方々が全国から入居したものだ。以来、子供の成長とともに、コミュニティーが飛躍的に充実。経済政策の延長で進めてきた多摩ニュータウン政策も、気が付いてみると皆同じように年齢を重ねてきた。そこで、多摩ニュータウンの再生第2ステージは、多世代・多機能型のコンパクトシティーが目標だ。色んな世代(年齢)の方々が、色んな機能を持ったエリアで、肩を寄せ合い工夫を凝らしながら生活をしていく。これからの多摩ニュータウン再生は、単なる経済政策から福祉の観点で街づくりを進める必要があるのだ。目の前を通り過ぎる方々のためにも・・・。必ず実現することを心に念じた今朝は2651回目。

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