自然の神

週末金曜日は永山駅。朝から冷たい雨。暖かい差し入れ(ホット紅茶)に気を良くしながら、今朝も元気いっぱい活動スタート。農業の全国大会でわが党総理の挨拶の際、大きな野次が飛んだとの報道がなされた。無論TPPの結果を受けて、了承できない農業従事者の辛辣な野次のことだ。国家全体では国益に資するという判断は大勢を占めるも、とりわけ農業現場での評価は極めて悪い。重要5品目の関税引き下げは時間をかけて行うとするものの、海外から安い農産物がたくさん入ってきた場合太刀打ちできる状態ではないのだろう。一方、日本人にとって農業は、古くからあるただの産業として簡単に位置付けてはいけないモノでもある。日本の古来宗教は「神道」。神道は特定の神を設けず、土や水と言った自然の中に存在するといった精神文化が根付いている。先祖代々受け継いできた山や土地を、農作物を栽培することで大切に守り、神(自然)に感謝してきたのだ。農業を株式会社化すればいいと言う意見もあるが、そうすれば伝統文化は薄れ、ますます過疎化が進んでしまうかもしれない。小泉進二郎氏の職務は重い。頑張ってもらいたい。そんな今朝は農政を心配しての2829回目。

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