春闘が事実上スタート
2016年01月26日
火曜日は多摩センター。寒さは相変わらずだ。いよいよ今週から春闘が始まる。企業がベースアップを目指した話し合いだ。政府は経済界に対し、平均３％のベースアップを求めている。一方、日本経済が足踏みしかけている中で、注目すべきはなんといってもトヨタだろう。トヨタの労組は３千円のベースアップを目指そうとしているという事だが、これはトヨタの賃金体系から言って２，９％にあたるらしい。と言うことは、トヨタのベア交渉がうまくいけば政府が求める３％に概ね近づく事になる。トヨタの結果は多くのベア交渉の指針となることは、今更言うまでもない。しかし、ベアは物価上昇率に比例しているともいわれており、現在０，１％の物価上昇率の中ではベア交渉はなかなか困難な予想が考えられる。我が国の真の景気回復は、今回の労組交渉に行方にかかっているようだ。上手くいって欲しいなぁ。そんな今朝は２８８９回目。
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