宴の後
2012年10月30日
火曜日は多摩センター。朝家を出た瞬間「けっこう寒い」の印象の朝。そろそろ冬だなあと思いながら、いつものように6時40分駅頭スタート。今朝は昨日の所信表明について。残念ながら中味のピンずれと遅きに失したしらけた「宴の後」の演説に0点の評価をした。通り過ぎる方々にはうなずく方も多い。美辞麗句が並んでいてアジテートも上手だから一定の盛り上がりはあるのだろうが、とにかく中味がピンずれ。日本の景気の再建には中小企業の支援は欠かせないのに、ここがあまりに雑駁で手薄でピンとはずれ。就労者の7割が働く中小企業。その苦しみの最大の問題点はモノが売れないこと。なぜなら市場が広がらないから。逆に狭まっているケースも多い。少子高齢化で市場の広がりの期待は無理。ならば結論として海外に市場を求めるしかないのである。しかし、中小企業が海外に市場を求めるのは至難の技。だから国がその販路の開拓や、そのための規制緩和を積極的に進める事が先決なのである。また販路拡大には金がかかる。設備投資や人材育成、そして研究開発などには優遇税制(インセンティブ税制)を徹底する。そして、何より中小企業の経営を圧迫している厚生年金の存在をどうするのか。将来結果的に解散が決まっているなら早いほうがいいに決まっている。その際代わりの仕組みをどのようにするのかを一刻も早く国家で考える必要があるのである。安い貸付制度などだけでは、到底乗り切れない深刻な中小企業の実態に、しっかり答えていない昨日の所信表明にはがっかり。政権は変わるべきと思った今朝は2163回目。
“宴の後” への1件のコメント
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泥鰌総理は余裕綽々、自民党がだらしない。
安倍総裁はおぼちゃま。泥鰌総理は任期一杯辞任しない。
任期一杯総理なら民主党に助成金が入る、何を言われても
蛙の面にしょんべん。